【第五回】当たり前って実は怖い、けど
昨日12/14にその事件は起こりました。
何気なく開いたスマートフォン。暇つぶしに開いた赤いロゴ。表示される「通信エラー」の文字。そう
YOUTUBEが見れなくなっていたのです!!
実はそれだけでなくグーグルドライブ、G-maleなどグーグルさんが提供している一部のサービスが使えなくなるという不具合が全世界で起きていたとのことです。
時間は数時間程度でしたが、この事件が意味することについて少し考えてみました。
①もしも世界からグーグルが突然無くなったら
今や人々の生活の一部となってテレビや映画のような娯楽に並ぶコンテンツであるYOUTUBEですがこれがなくなったところで「娯楽が一つなくなっただけでしょ、、、?」と思う人も多いかもしれません。
ですがすでに時代はYoutuberという職業ができ、それに付随する職業(コンサルタントなど)ができ、広告として使う企業が生まれるなどすでに職業と結び付けている人が多くいます。
それらの方々にとってYOUTUBEがなくなるということは会社が突然倒産したということを意味し、雇用先の消失へとつながります。
更に、例えYOUTUBEに関係ない仕事だったとしても影響は多く出ます。
G-mailを事務連絡の手段に多く使っていた会社は、情報共有に支障が出るどころか過去の連絡の内容が消えてしまう恐れがあります。
書類のほとんどをグーグルドライブに保管していた会社は、様々なデータが紛失するかもしれません。
このように私たちの身近にあるグーグルは、実は様々なところに影響をもたらす可能性があるのです。
②身近に潜む「当たり前」
グーグルが存在して「当たり前」ということの恐ろしさは、他の「当たり前」がいかに恐ろしいかを物語っていると感じます。
・公務員は安定して「当たり前」→急激なデフレによって行われた事業仕分けによって公務員の半数がカットされたらどうする?
・ご飯は食べれて「当たり前」→食品を媒介する殺人カビの影響で食品の9割が消費不能になったらどうする?
(いい例が思い浮かばなかったよ、、、)
その一方「当たり前」が崩壊する喜びもあったりします。
・生鮮食品なんて遠隔地に運べないのが「当たり前」→移動技術・保存技術の発達で様々なところに運べるようになった。
・宇宙なんて見ているだけなのが「当たり前」→宇宙飛行って今だったら民間人でも行こうとしたら行けるらしいですね。
など「当たり前」には恐怖が潜んでいる一方幸福も潜んでいるかもしれません。
「今日の普通が明日も普通だとは限らない」
変わりゆく世界、人々は「当たり前」をどう受け入れて生きていくべきでしょうか?